研修合宿2019の報告

8月29日、30日の1泊2日で、今年も研修合宿を行いました。今年度は、「模擬患者の模擬患者による模擬患者のための勉強会」を継続して実施していますので、この合宿のテーマも同じく「自分を知る!」です。

<合宿1日目>

現在、岡山SP研究会で、SPとして活動しているほとんどの会員が参加しました。

前田代表から「この研究会はオーケストラのように、どんな場でも一人で働いているのではない。みんなが、いろんな楽器をそれぞれ自由に奏でられたらいいなあと思うんです。1人が欠けても、このオーケストラは奏でられないんです。」という話から始まりました。

「どんな気持ちでこの合宿に参加しましたか?」の問いかけに、「無です。」「今年は肩の力が抜けています。」などの参加者からの言葉が返ってきました。参加したメンバーの間に、静かに同じ空気が流れているように感じました。

続いて、以前の勉強会と同じワークをしました。“つらかったこと、悲しかったこと”を3人グループで語り合い、振り返ります。最後に、子供の頃の自分、3~5歳頃の写真や自画像に向かってメッセージを伝えます。今だからこそ、自我が芽生え始めた自分に伝えたい想いです。3分間ですが、そこにぎゅっとその人を感じられる語りかけばかりで、その人を、その人の人生を、みんなで想像を膨らませる時間になりました。

単なる思い出話をするのではなく、とある場面を切り取って、その時のこころの動きを振り返る、これがまさにSPのフィードバックにつながります。

1日目は、アッという間に時間が経ちました。「普通に過ごしていたら、絶対になかった時間です。」「自分の気持ちを見ないようにしていた。本当はそんな気持ちだったんだと気づいた。」などの感想が出ました。

<合宿2日目>

宿泊できたメンバーと、何度かフォーラムなどに参加されたことがあり、SPにも興味を持たれている前田代表の知人を迎えて行いました。

内容は、1日目と同じワークを繰り返しましたが、さらに響きあう濃い時間でした。
「自分が感じていることを声にしたらいいんだ。」「嫌なことは、ああそうなんだ。でいいんだ。」などの思いが参加者から溢れました。

2日間を過ごして、「私たちのオーケストラを奏でる。」とは、自分が自分であるからこそ出る音をまずは自由に出せるようになることが大事だということ。その音が重なって、私たちのオーケストラの音楽が奏でられる。だから、私は私でいいんだと、込み上げてくるものを抑えられませんでした。

日常に戻ると、気持ちを見ないようにしたり、抑え込んだりしてしまいます。だからこそ、こんな時間が繰り返し必要なんだ、これからももっと体験したいと強く感じました。

「模擬患者の模擬患者による模擬患者のための勉強会」は、あと2回(9/24、10/29)あります。ぜひ一緒に体験しませんか。普通の生活の中では、聞こえてこない、自分の音が聞こえてきますよ。


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